ベガーズ・バンケット/ローリング・ストーンズ レビュー

べガーズバンケット ジャケット

1968年発売

全米最高位5位
全英最高位3位
1968年3~4月と6月、プロデューサーにジミー・ミラーを迎えて、
ロンドンのオリンピック・スタジオにてレコーディング・セッション。

同年12月に発売。本来は同年8月に発売予定だったが、
ストーンズ側が当初予定していたジャケットが、デッカ・レコード、
アメリカのディストリビューターのロンドン・レコード側が下品だと変更を求める。

結局、大幅に発売は遅れ、ジャケットも招待状を真似た、
白塗りのタイトルのみというシンプルなものに変更にて発売。
写真は変更前のもの。再販盤で公表される。

収録曲

  1. 悪魔を憐れむ歌 – Sympathy For The Devil 6:18
  2. ノー・エクスペクテーションズ – No Expectations 3:56
  3. ディア・ドクター – Dear Doctor 3:21
  4. パラシュート・ウーマン – Parachute Woman 2:20
  5. ジグソー・パズル – Jigsaw Puzzle 6:05
  6. ストリート・ファイティング・マン – Street Fighting Man 3:15
  7. 放蕩むすこ – Prodigal Son 2:51
  8. ストレイ・キャット・ブルース – Stray Cat Blues 4:37
  9. ファクトリー・ガール – Factory Girl 2:08
  10. 地の塩 – Salt Of The Earth 4:47

雑感

数多いストーンズの作品の中でも、
このアルバムを最高傑作に挙げる人も多いことでしょう。

当時は、黒人音楽の影響を受け、
そのリスペクトを微塵もなく表現しているミュージシャンが本当に多かったのですが、
正直、「リスペクト」で終っていたミュージシャンが殆どなのも事実でした。

しかし、ストーンズはこのアルバムで黒人音楽をリスペクトにとどめず、
自分たちに中に取り込んで血と肉とし、「ストーンズ・ミュージック」を
確立することに成功しました。

2~3曲を除けばカントリーブルースやゴスペル、民謡といった、
彼らのルーツ・ミュージックなのですが、
それは「カヴァー」ではなく、まさに「ストーンズ・ミュージック」
となっているところがオソロシイところです。

オープニングからヤラれてしまいます。

“Please allow me to introduce myself, I’m a man of wealth and taste”

と、悪魔の自己紹介から始まる①。

そして、ブライアン・ジョーンズの見事なオープンEスライドギターが光る②から、
労働者階級賛歌の⑩まで緊張感あふれるナンバーが続きます。

また、⑦や⑩は聖書の有名な一節をモチーフにしており、
⑦はストーンズの自作としてクレジットして問題になったそうですが、
元歌は1929年にロバート・ウィルキンスが録音したカントリーブルース・ナンバーです。

個人的には、ストーンズのアルバムで最も聴いたアルバムであり、
最も大事なアルバムです。

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